電気ケトルのお湯を脚に浴びて大やけどをしました!
この記事では、
- 病院での診察結果と治療方法
- 治療費
- 火傷の治癒経過
について書いていきます。
今現在、火傷で緊急を要するという方はコチラのサイトを参照ください。
電気ケトルのお湯を浴びた時の火傷の状況
電気ケトルのお湯を浴びた事によって横4センチ、縦8センチ部分の表面の皮膚が完全に無くなりました。さらにその周りは皮膚に赤みを帯びたような状態になりました。
今回お湯を浴びたのは、脚のふくらはぎ部分で、衣類ごしでは無く、直でした。
お湯を浴びた瞬間は熱いではなく、痛いと感じます。まずいと感じながらも火傷直後、流水で1分程度冷やしました。
私は知識が無かったので1分ほど冷やしただけでしたが、20分以上冷やすのが火傷の進行を抑えるので有効だという事です。
病院代&診断結果&治療方法&薬代
病院での診断結果です。2度の火傷。2度でも軽度の部類に入るという事です。(正確には浅達性Ⅱ度と言うらしいです。)
医師の先生には、2週間程度で皮膚が浮き上がって来て、最終的には跡も殆ど残らないと言われました。
病院では、軟膏付きパッドを付けてもらい、包帯を巻いてもらう処置をしてもらいました。病院で払った料金は、初診料含め1490円でした。
処方してもらった薬は、ボチシート20パーセント(局所収れん剤)という軟膏付きのパッド、パッドの軟膏を落とす為のオリーブ油の2点です。薬局で払った料金は、2点合わせて680円でした。
2度の火傷の治癒経過
ここからは軽度の2度の火傷の治癒経過についてです。※傷の治り具合は人によって差がありますので、1つの参考としてご覧ください。
初日:ヒリヒリするだけ
お湯を浴びたその夜は、若干赤みを帯びるだけです。その瞬間に皮膚が剥がれるのではありません。その夜は患部がヒリヒリするだけです。
翌日:水ぶくれができる
翌日やけど部分に大きな水ぶくれができる。この水ぶくれはなるべく潰さない方が早く火傷が治るのですが、社会人にとってこの水ぶくれを破らずに生活するのは非常に難しいです。
私も気づいたら破れていました。
3日目:水ぶくれが破れ、最悪の見た目に、この時点で病院に
水ぶくれが破れ、やけど部分は、完全に皮膚が無い状態に。見た目はかなり酷い状態です。この状態を見て病院に行く事を決めました。
処方してもらった軟膏付きパッドを付けて回復を待ちます。
4日目:見た目が非常に酷い
軟膏付きパッドを取ってみると、滲出液により見た目が膿んだような状態に。赤み自体はあまり変わらない。傷の範囲も変わらない。見た目はかなり酷いままで何も変わりません。
5日目:滲出液がすごい
4日目とほぼ変わらず。痛みもほぼ変わりません。強いて言うなら皮膚が無い部分の赤みが若干ピンク色のようになります。滲出液は相変わらず出ます。
6日目:若干の回復を感じる
変化があります。患部は明らかに皮膚が削れていた状態でしたが、そこの皮膚が若干盛り上がってきたような状態になります。色も赤と言うよりピンク色に。
医者の先生の言う、「2週間くらいで皮膚が浮き上がってきて治る」というのは、これの事かと思いました。
7日目:大きな回復を感じる
患部のすね毛が生えてきました。1週間を経過すると大分回復を感じるようになります。
皮膚が無くなっていた部分が小さくなり始めました。
8日目:お湯を掛けてもそこまで痛みを感じなくなる
滲出液がほぼ出なくなってきます。更に大きな変化が。入浴の際、お湯を掛けてもそこまで痛くなくなってきます。
そして患部が全体的に乾燥してきます。
この辺りから、軟膏付きパッドを付けなくてもいいのでは?という感じになってきます。見た目もそこまで酷いという印象を受けなくなってきます。
9日目:患部の大きさが小さくなる
入浴の際、濡れたタオルで多少擦ってもそこまで痛みを感じなくなります。お湯を掛ける事ではほぼ痛みを感じません。
皮膚が無くなっている部分が、最初の半分くらいになります。
10日目:全ての部分に皮膚ができる
患部が完全に乾燥して、皮膚が無くなってピンク色になっている部分にも薄い皮膚ができます。ピンク色の部分のサイズは、初期の半分以下です。
2週間経過時:かさぶたになる
患部の全てがかさぶたになります。この頃から若干全体的にかゆみが出てきます。
3週間~4週間経過時:かさぶたが取れる
かさぶたは3週間~4週間の間に徐々に取れてきます。4週間経過時にはほぼ完全に治ったと言えるレベルにまでなります。
ポット(電気ケトル)のお湯を被った時は病院に行くべきか?
電気ポットもしくは電気ケトルのお湯を被ってしまった時は、自己治療では無く、病院に行くべきです。
コチラのサイトでも皮膚が赤く、水ぶくれになっているだけでも受診するべきとあります。→やけどについて~応急処置と治療~
また、病院で処方してもらえる軟膏付きパッドは市販されていない(薬剤師の方)ので、これを入手できるだけでも行く価値があります。
ドラッグストアなどでも火傷用の薬やパッドは売られていますが、これは1度などの軽度の火傷に使える物と考えた方がいいです。電気ケトルのお湯を被った時は、私のケースでは2度という診断結果でした。なのでこのレベルの火傷ならば病院に行って治療を受ける事を強くおすすめします。
2度(軽度)の火傷の傷はどのくらいで治る?
医者の先生に、「2週間で皮膚が浮き上がって来ますよ」と言われましたが、まさにこれが正しいと思いました。
治癒経過の項目でも記述しましたが、怪我をしてから1週間目くらいで大きな回復を感じ、10日目ほどで痛みがほぼ無くなります。ただ、10日目の時点でも完全に皮膚が出来上がっていない部分は残っているので、「2週間で治る」というのが正しいのかと思います。
ただ、2週間たっても皮膚が完全に出来上がっていない部分は残るし、赤みがある部分は残ります。
見た目も含めて完全に治ったと言えるのは早くても3週間です。
やけどの傷跡は残る?
やけどの傷跡は残るのか。これも結構気になるところだと思います。半年以上たった現在、どうなっているのかと言うと…、うっすらと線のような跡が残り、傷の中心は、ほんの気持ちですがまだら模様のようになっています。遠くからみたら一切分かりません。本当に接近して見たらというレベルです。
ただ、こういうのでも女性や気になる人は気になると思うので、私のように病院に1回行って終わりにするのではなく、こまめに通い、傷跡が残らないかどうか医師の先生と相談しながら治療していくのがいいと思います。
また、火傷跡を治してくれる商品などもあるので使ってみて下さい。※商品パッケージの裏にも書かれてますが、傷が塞がったらなるべく早く使用するのが理想のようです。
まとめ
- 電気ケトル(ポット)のお湯を浴びると、2度(軽度)の火傷になる。
- 医師の診断→2週間で皮膚が浮き上がってきて、最終的には跡も残らない。
- 病院の治療費は1490円(初診料込)。薬代は680円。
- 軽度の2度の火傷は、1週間目位から大きな回復を感じ始め、10日目になると一番傷が深かった部分にも薄い皮膚が出来始める。
- 見た目も含めて完全に治ったと言えるのは早くても3週間位。