一人暮らしの食費はいくら?|実際にカレーを作って計算してみた!

カレー材料一人暮らしノウハウ

一人暮らしを始めようとする多くの人が気になるのが、食費はいくらかかるのかという問題。私も一人暮らし開始前、生活費の予想を立てていましたが食費に関しては全くの未知数で分かりませんでした。実際食費は人によって数万円の差が出る事も珍しくありません。

この記事では自炊をした場合食費がいくらかかるのかを説明していきたいと思います。より具体的に分かるように、実際にカレーを作って計算してみました。


カレーを作って食費を計算してみる

カレー6皿分の材料費

まずカレーを作るには、

  • カレールー
  • お肉
  • 玉ねぎ
  • にんじん
  • じゃがいも

が必要です。カレーの種類にもよりますが、今回は本当に基本の家庭用のカレーライスを作りました。実際スーパーで購入した時の金額がこちらです。

ハウスバーモントカレー(中辛)199
豚ヒレ肉(ブロック)531
たまねぎ小中サイズ(5個)119
にんじん小サイズ(4本)99
じゃがいも小中サイズ(5個)100
消費税83
合計1131

合計金額が1131円でした。

尚、今回買い物をしたスーパーは管理人WAZAKIの住んでいる地域でもっとも安いところです。地域が違っても参考になるのか不安だったのでネットでチラシが見られるサイトで何店か調べてみました(北海道東京大阪など)。すると今回の材料に関してはそこまでの差が無く、一つが高かったとしても他の物が安かったりするので結局同じくらいの費用で済みそうでした。

玉ねぎ人参じゃがいもは全て使いません。実際に使ったのは、

  • たまねぎ 1個
  • にんじん 2本
  • じゃがいも 3個

更にカレールーも使ったのは半分だけです。全部使うと12皿分できる所を半分の6皿分作りました。それらを踏まえ、材料費をもう一度計算し直します。

カレールー100円
豚ヒレ肉531円
たまねぎ24円
にんじん50円
じゃがいも60円
61円
合計826円

これがカレー6皿分にかかる材料費合計です。こうしてみると、肉代の比率がすごいです。ちなみに豚ヒレ肉でなくて、豚モモ肉ならもっと安くなります。鶏肉なら更に安くなると思います。

上記で述べたように地域や店によって多少の誤差はありますが、多くの場合カレー6皿分の材料は1000円出せば買えるはずです。

カレー1皿分の材料費

さて、合計が826円だったのでこれが一皿だと、

138円(カレー1皿の材料費、ルーのみ)

2皿なら、276円
3皿なら、414円

となります。

実際の食費はこれプラスご飯代です。ご飯代は1合で100円いくかいかないかくらいです。安めのお米だと70円くらいです。1合と言うのはカレー1皿にはたぶん十分な量だと思います。お茶碗一杯が約0.4合です。

つまり、1皿のカレー代は、138円+70円=208円

208円でカレー1皿作れました。(ご飯含む)

お店では絶対この値段では食べられません。自炊がいかに食費節約になるか分かるかと思います。レトルトの方が安くない?と思われるかもしれませんが、味も栄養も全然違います

1日3食全部カレーだったら食費はいくらになるのか?

単身世帯の1か月の食費の平均は、月平均26,425円のようです。
参考サイト あなたの食費どのくらい?

カレー1皿が約200円で作れると分かったので仮に、1日3食1か月全部カレーだったらいくらになるのでしょうか?

200×3=600円(1日)、600×30=18000円(30日)

つまり、全部カレーで生きていけるなら平均を大きく下回る18000円の食費で済むという事ですね。実際には栄養的にも無理があるので、色々な食事のローテーションを組む必要があります。カレーはコスパ的にかなり優れた部類だと思いますが、それでも1食200円で作れる食事は他にも色々あります。

こうして考えると食費2万円は不可能では無い

こうして考えると食費2万円という設定はそこまで不可能と言うわけでもないようです。ポイントはカレーと同じレベルのコスパ料理を探す事ですね。カレーは色々な材料も入れられて栄養も摂れるし、調理方法も簡単、と相当優れた料理だと思います。

食費は気を抜くとあっという間に予算オーバーになるので、同じようなコスパ料理を探して節約に努めましょう!

食費に関するまとめ

今回使わなかった食材の余り(にんじん、たまねぎ、じゃがいも)は別の料理に使えます。
にんじんと玉ねぎで焼きそばが作れるな…と。余った食材を無駄にしないで別の料理にも使うのが自炊の基本です。そうすれば、平均の26,425円以内にする事は十分可能です。

また、今回作ったカレーは小分けにして冷凍保存すると1か月位日持ちします。こういったテクニックも使って食費を節約していきましょう!

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