一人暮らしは時間が貴重です。一人暮らしの1日の自由時間は、平日だと短い時は2時間を切る事もあります。(8時間労働、残業無しの場合)
掃除に時間を掛けるという事は、=自分の自由時間を削るという事です。
それを防ぐ為に、掃除の時間を徹底的に時短する必要があります。具体的にどうするかと言うと、掃除しやすい部屋を作る事です。これが一人暮らしの掃除の最大のコツです。
どう掃除するかではなく、部屋をどう散らかさないようにするかの方が重要です。
ちなみに私は、一人暮らしを始めたばかりの頃は掃除が本当に苦手でした。基本的に週に1度か2度掃除をするというスタイルだったのですが、あまりにも散らかってるので1度の掃除に1時間以上かかる事も多々ありました。そして、時間が掛かるのでやりたくない→更に部屋が散らかるという悪循環に。
しかし、ある時からこれから説明する『部屋を掃除しないで済むようになる方法』を知ってからは1回の掃除の時間が長くても30分以内に。今ではほとんど、掃除機をかけて汚れをふき取るだけになっています。片付けるという作業がほぼ無くなっています。
という事で、この記事では、部屋を掃除しないで済むようになる方法について説明していきます。一人暮らしで掃除がめんどくさいと思っている人は是非参考にしてみてください。
私は今は、掃除が大変だとは思っていません。
一人暮らしの掃除の悩み:何故部屋が散らかるのか
まず、生活のスタイルは全く同じだったのに、なぜ以前は一週間もしない内に部屋が汚く散らかってしまったのか考えてみました。
部屋が散らかる要因1:物の配置が決まっていない。
物の配置が決まっていませんでした。これが部屋を散らかす要因の1つです。
例えば衣服に使える消臭スプレーを買ってきたとします。今まで無かった物が部屋に置かれる事になりますが、これの置く場所が決まっていない。こういった「置く場所が決まっていない物」はどこに置かれるかというと床や置きやすいテーブルの上。こういった物が増えていき、部屋のスペースを圧迫して部屋は散らかっていきます。
スプレー1つだけだったら大したことないですが、洗濯物、本、郵便物、その他いろいろな小物類などの場所が決まっていなかったら…。
部屋が紙くずやビニール、ペットボトルのゴミで散らかってしまうのもこれに関係しています。これらを入れるゴミ箱(置く場所)をしっかりと配置しておけば、これらが床に散らばる事は絶対に無いはずです。
ゴミ箱にビニール袋をセッティングするのがちょっと面倒だから用意しない。そんな事をしてしまうと後々もっと面倒な事になってしまいます。
つまり、あらゆる物の配置場所が決まっていなかった為に部屋が散らかっていったのです。その辺に物をポンと置く→部屋が汚く散らかっていくという状態になるわけです。
部屋が散らかる要因2:不要な物を捨てきれていない。
部屋が散らかる2つ目の理由はこれです。まだ使えるんじゃないかと思ってとっておく。こういった使えるかもしれないけど使わない物こそが部屋のスペースを大きく圧迫する最大の原因です。
私も以前は「とりあえずとっておこう。」というのが習慣になっていました。例えば、
- 小物家電類の箱 保証の範囲内で壊れたら返品する為という理由があったのですが、保証が切れてもしっかり保管。
- 衣類 最後にいつ着たかわからない衣類。もしかしたら着る機会が来るかもと思って捨てられない。
- 古くなったり、若干調子が悪くなった家電 新しく替わりの物を買ったのにも関わらず、もしかしたら…と思って保管していました。
- 最後にいつ読んだかわからない本 どうしても取って置きたいものなら別ですが、どうでもいい本までいつまでもありました。
こうした不要な物が、引き出し、棚、床などのスペースを圧迫していました。
部屋をほぼ掃除しないで済むようにする方法【掃除の時短方法】
上記2点が部屋が散らかる原因だと知れば、あとは簡単です。これらを防ぐだけで、自動的に部屋は散らからなくなります。
掃除しないで済むようになる方法1:物の配置場所を作る・決める
新しく買ってきた物はすぐにどこに置くのか決めましょう。
上記の消臭スプレーの例なら、まとめてスプレー類を置く棚の場所を作る、というようにです。こういった事は場所が作られていない一人暮らし初期だと、結構めんどくさいと思う作業です。しかし、これを怠ると後々もっとめんどくさい事になります。
絶対に物の配置場所を作ってください。
- 新しく物を買ってくる。(ここで終わらない!)
- それを置く場所を決める・作る。
これを習慣づけておくと部屋の中が色々な種類の物でごちゃごちゃする事など無くなります。
もっと具体的に細かく私の例を挙げておきます。
- 郵便物が来たら、支払関係とそうでない物→それぞれ別のケース
- 給与明細、貴重書類、支払い済み明細(電気水道ガス等)→それぞれ別のケース
- 朝起きたら布団→掛け布団収納用のボックス
- 脱いだ衣類→ランドリーボックス
- ゴミ→分類ごとにゴミ箱。特にビニール類、燃えるゴミ、空き缶、ペットボトルの4種類は部屋を汚く見せる最大要因なので注意。
- パスタ、お米、その他自炊用小物→クリアチェスト
- 季節用衣類→チェスト(衣類ダンス)の上段
- 季節外衣類→チェストの下段
書類の整理は気を付けて!
一人暮らしでは、特に郵便物などの書類関係は本当に部屋を散らかす原因になります。郵便物だけは一人暮らし生活開始の段階で、完璧に場所を作ってください。
- 給与明細保管用
- 貴重書類保管用
- これから支払う予定の請求書用
- 支払い済みのレシート保管用
- すぐ捨てても問題ない書類保管用(溜まったらシュレッダー)
これらを綴じておく為のファイルを100円ショップで最初に買いましょう!
掃除しないで済むようになる方法2:1年間使用しなかったものは捨てる
使える物だけど捨ててしまう勇気も必要です。上記の私の例で言うなら、古くなった衣類などです。私は今は1年間使用しなかった物は保管失敗だったと思う事にしています。部屋の中に1年以上使用していない物、ありませんか?確認してみて下さい。
今現在、部屋が汚いとか、掃除が大変とか思っている人の部屋には、おそらく大量にあるはずです。
そしてもしあったのであれば、それを勇気を出して捨ててしまいましょう。そうすれば、そこのスペースは自由に使えるようになります。
まとめ:一人暮らしで掃除に時間を掛けるのはやめよう!
冒頭で述べたように一人暮らしの掃除のコツは、掃除する必要が無いように、
極力部屋を掃除しないで済むようにする事です。
上記のたった2つの事を習慣づけるだけで、部屋は散らかりません。貴重な時間を消費する事のないように、しっかりと部屋を綺麗に保つ習慣を身に付けましょう!