アレルギー性鼻炎を治す方法|治った要因3つ【体質は変わる】

アレルギー性鼻炎健康管理

私は20代前半まで極度のアレルギー性鼻炎(ハウスダスト)でした。たぶんこれ以上酷い状態の人はいないだろうと思っていたくらいです。どの位酷かったかと言うと、1日でティッシュの箱を使い切ってしまうほど。経験者なら分かりますが、アレルギー性鼻炎は地獄です。

睡眠の質が最悪になり、ありとあらゆる事に集中できなくなる。睡眠の質が悪い事で体力も免疫力も落ち、更にアレルギーを発症するという悪循環。そんな苦しみの生活を送っていましたが、今ではほぼ完全に、と言っていいほど治っています。

今はハウスダストで鼻詰まりや鼻水を気にするのは一年で数日位です。この記事ではアレルギー性鼻炎が治った理由について書いていきます。

※なお、花粉症の症状は今でもあります。なのでアレルギー体質自体が完全に治ったわけではありません。


治った要因その1:免疫力の向上、体質を変えた

アレルギー鼻炎が治った要因の中で一番大きいと思うのが、この免疫力の向上です。私はアレルギー性鼻炎を治す為に、薬や整体、後は部屋の掃除や、空気清浄機をどうするかという事ばかりしていました。でも結局これらをやっても一切改善しませんでした。これらに費やしたお金も一切無駄でした。

免疫力の向上とは率直に言うと食生活をほぼ完全に変えた事により、体質が変わったという事です。正直体質が変わる事について、私は完全に否定的でした。人間はある程度成長したらそれが完成形であって、それ以降体に変化があるなんて信じられなかったのです。

しかし、私はその考えを改めました。

一人暮らしを開始して食生活を一変した生活をしばらく続けた結果、アレルギー性鼻炎が治ったのです。あれほど酷かった鼻炎が一切無くなりました。食生活だけが原因だとは思いませんが、一人暮らし開始数年後に完全に慢性鼻炎が治ったというのは明確な事実です。間違いなく影響していると思います。

また、嘘のようですが、アレルギー性鼻炎が治ったのと同時期くらいに、風邪も引かなくなりました。間違いなく体質は変わっています。

ではどのように食生活を変えたのかという事ですが、決して大変な事をしているわけではありません。一人暮らし生活開始後、私は通常の食事にプラスしてある一定量の野菜を毎回食べるようにしました。たったこれだけの事です。毎日一定の野菜を一定の量食べる、この習慣を続けただけで体に変化が出てきました。

実家にいた時は食事とは空腹になったから食べるという義務的なものでしたが、今は栄養摂取の大切さを考えながら毎日の食事を取っています。

アレルギー性鼻炎はある時スイッチが切り替わったように治るものではありません。気が付いたら治っていたという表現が正しいと思います。私も気が付いたら治っていました。

治った要因その2:寝具を変えた

もう一つの大きな要因が、ベッドを止め布団の生活にしたという事です。以前はベッド生活で、頻繁にシーツを変える事で鼻炎に対抗しようとしていました。しかし、どんなに頻繁にシーツを変えても治る事は一切ありませんでした。今思えば、ベッドのマットレスはダニの宝庫なのでシーツを変えても焼け石に水状態だったのだと思います。

一人暮らしを開始後、ベッド(マットレス)から布団の生活に変更しました。意図的にしたわけでは無く、引っ越しの際にベッドを持っていけなかっただけです。また、この際に敷布団のシーツを防ダニ用のシーツに変更しました。更に敷布団も防ダニ効果のある物に。枕も羽毛枕だった物を、中にビーズが入っている枕に変更しました。

防ダニ布団、防ダニシーツ(敷布団のみ)、ビーズ枕。以前と全く違う寝具になりました。これもアレルギー性鼻炎が治った事に大きく関係していると感じています。

一番大きなポイントは、シーツを変える頻度は以前より減っているという事です。マットレス(ベッド)のシーツをいくら頻繁に変えても無駄なのです。アレルギー性鼻炎で悩んでいる人は今すぐこのような寝具に変更してください。マットレスはダニの巣のような物です。

アレルギー性鼻炎の人が使うべき寝具

  • ベッド(マットレス)では無く、布団
  • 敷布団用シーツは防ダニ効果のある物
  • 枕は羽毛などではなく、ビーズ枕など、ダニが増えない物
枕も色々試しましたが、最終的に行きついたのはビーズ枕でした。これは小さなビーズが大量に入っている枕なのですが、これがアレルギーの人には最適だと思います。一番ダニの増殖を防げます。値段も枕の中でも一番安い部類に入るので、そういった意味でもおすすめです。

治った要因その3:ストレスが無くなった

最後3つ目の要因ですが、ストレスが無くなった事も少なからず影響していると考えています。私は実家暮らしだった頃は慢性的にストレスがありました。それが無くなりました。ストレスが身体に影響するっていまいちピンときません。私もそんなの関係ないと思っていた方ですが、アレルギー性鼻炎が治ったのはストレスが無くなってから数年後の事なので関係を否定できません。

またストレスが無くなった事により、食事の栄養について考える余裕が生まれたとも言えます。結果1の要因に繋がっています。余裕が無い精神状態と言うのは全てに悪い影響を及ぼしますね。逆にストレスが無い状態というのは全てがプラスの状態になっていきます。

薬治療、整体は一時的にしか効果が無い

アレルギー性鼻炎だった頃は、あらゆる薬や整体を試しました。しかしこれらは一時的にしか効きません。特に薬は本当に一時的、一瞬しか効果がありません。お金の無駄です。急性のものには効果的かもしれませんが、慢性アレルギー鼻炎には薬は無駄です。

整体でアレルギー性鼻炎を治そうとしたこともありました。アレルギー性鼻炎に効果がある!と言っている専門の整体なども行きました。でもこれも効果はごく微量にあるか無いかといった感じです。これで劇的に治るという事は結果的にありませんでした。

ただ、唯一効果があるかもしれないと思ったのがカイロプラクティックです。ただ、これは費用が物凄く掛かるという事と、良質な整体院を探すのが非常に手間がかかるという点で最終手段と言えます。良くないカイロプラクティックを受診してしまうと完全に時間の時間とお金の無駄になります。上記の3つの方法、食生活改善、寝具変更、環境改善を試しても駄目だった時、最後に試してみてください。しかし、多くの場合この3つの方法で大きな影響が現れると思います。

アレルギー性鼻炎と掃除の関係

アレルギー体質の人は普通の人より掃除しなければならないのか?

いくら掃除してもアレルギー性鼻炎は治らない

アレルギー性鼻炎と聞くと部屋を掃除していないのではと思われる方もいるかもしれません。しかし、そんな事はありません。治そうとしていた頃は、毎日シーツを替え、あらゆる所を綺麗に掃除していました。それでも一向に無駄で鼻炎の悪夢は毎日続いていました。

今はこの当時ほど掃除していません。シーツも防ダニのものに変えてからは季節にも寄りますが、月に2、3回ほど替えるだけです。それにもかかわらず今は完全に鼻炎は無くなっています。

大事なのは2つ目の要因で述べたように、マットレスを止めて防ダニ寝具に変える事です。それだけで掃除の回数を増やすなどと言う必要はありません。

アレルギー性鼻炎が治ると何が変わる?

アレルギー性鼻炎が治ると何が変わるのでしょう?答えは劇的に全ての事が変わります。鼻炎で悩んでいる時は、頭の中に常に鼻詰まりや鼻水の事がありました。それはつまり何事にも完全に集中できない事を意味しています。何かを勉強しようにも集中できない、趣味の時間も完全に楽しめない。そんな呪縛から解放され、全てに集中できて楽しめるようになります

また、もう一つ大きな変化として、睡眠が楽しくなるという事が挙げられます。以前は寝る時間が全く楽しくありませんでした。それが今では、布団に入る瞬間が楽しいのです。この布団に入る瞬間が楽しいかそうでないかが、アレルギー性鼻炎である人とそうでない人の決定的な違いです。

絶対にアレルギー性鼻炎を治して寝る時間が楽しいという人生を手に入れましょう。

結論:アレルギー性鼻炎は治る、体質は変わる

アレルギー性鼻炎は治るし、体質は変わります。あれほど酷過ぎる症状だった私が治ったのだから事実です。その為には薬に頼るのではなく、身体の細胞を作っている源である食べ物を変えましょう。すぐに治る、というわけではありませんが、これは積み重ねです。

私が具体的にどんな野菜を食べているかという事を別記事に書いています。これらの野菜を食べてアレルギー改善に役立てましょう。→一人暮らしで実際に食べているおすすめの野菜

慢性アレルギー性鼻炎は本当に地獄でした。今現在悩んでいる人は一生このままなのでは?と思っているかもしれません。しかし、私のようなケースが実際にあるので諦めないでください。本当に体質は変わります。楽しい睡眠と人生を手に入れましょう。本当に頑張ってください。


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