ウィンクリエートさんでペーパードライバーの講習を受けました!この記事ではペーパードライバー講習の実際の流れ、ペーパードライバー講習のメリットについて書いていきます。
なぜペーパードライバー講習を受けようと思ったのか?
まず、なぜペーパードライバー講習を受けようと思ったのかについて書いておきます。
私は、ほぼ10年間車に乗っていない完全なペーパードライバーでした。この状態で新しい仕事の為に、1カ月後に車の運転をしなくてはならないという状況になりました。
通勤にも必要だし、数か月後には社用車を運転するという事になりそうでした。この理由から大急ぎでペーパードライバーを克服する必要があったので受講するという結論に至りました。
毎日ひとつずつくらいペーパーの壁を克服していく…という方法では間に合わないと思ったんですよね。こういった理由で大急ぎでペーパーを克服したいという人は結構多いのではないでしょうか?
出張ペーパードライバースクールの流れ
ではここからは、出張ペーパードライバースクールの実際の流れを書いていきます。
ステップ1:電話予約
まずは電話しての予約になります。時期にもよりますが、混んでいる場合だと最短で2週間後になるような事もあるので、予約する時は早めがベストです。私が12月に受けた時は同じく最短で2週間という状況でした。
予約する時は、プラン(講習時間と料金)、そして車を自分の物で受講するのか、レンタカーでするのかを決めてから電話しましょう。私は自分の車が納車前だったのでレンタカーでお願いしました。レンタカーの場合は別料金がかかるのでそちらもHPで確認ください。
ステップ2:ペーパードライバー講習開始
予約した時間に、教官が家まで来てくれます。(ウィンクリエートさんでは教官ではなくサポーターと呼ぶようです)この時、教官の方の分も含めて飲み物などを用意しておくと優しいです。私も実際スーパーで飲み物を購入してから家の前で待機していました。
ステップ3:コースの確認と練習したい内容の打ち合わせ
まず車の助手席に乗せてもらいコースの確認と練習したい内容の打ち合わせをしました。私は完全なるペーパードライバーだったので、その事を伝え、右左折など基本的な所から駐車の練習を重点的にやりたいと伝えました。因みに私は4時間コースにしました。料金は掛かりますが、短い日数でペーパードライバーを脱却する必要があったのでこのコースにしました。
やりたい内容が決まっている人はここで教官に伝えましょう。それに合わせて講習を行ってもらえます。また、行きたい場所などがある場合も伝えればコースに入れてもらえます。
ステップ4:少しの間助手席で教官の運転を見て、運転の基礎知識を教わる
運転のコースが決まったらコース開始の場所まで教官が運転してくれます(数分)。到着したら運転に関しての基礎知識(内輪差の事など)を教えてもらいました。
ステップ5:自分で運転開始
そして数分教官の運転を見ただけで自分の運転が始まります。この時の心情は本当に緊張以外の何物でもありません。
運転のコースはリクエストもできますが、基本的には教官が考えてくれます。開始地点まで教官が運転してくれてそこからは自分で運転をするという流れです。
ステップ6:数十分ほど同じコースをグルグル回る
隣に教官がいるという安心感と補助ブレーキのおかげでそれほど怖い思いをしないで運転する事ができます。しばらくは感覚を取り戻すだけの目的で家の近くのコースをグルグル回る練習をしました。この時も左折の時のタイミングやアクセルを踏む強さまで詳細にアドバイスしてくれます。
ステップ7:少し遠方へ移動して駐車練習
この家の近くをグルグル回る練習を終えると少し遠方の場所に移動しました。私の場合は、駐車の練習場所として最適なショッピングモールに向かいました。この段階でまだ1時間経っていない位ですが、まっすぐ走るだけならそこまで緊張しなくなっています。(でも左折の時や狭い道に入るだけで手に汗が出てきます)
ショッピングモールに付くと一旦教官と席を替わってもらい、駐車の見本を見せてもらいます。左側と右側、両方のパターンを見せてもらって自分で練習を始めます。車のここの部分がここに来たらハンドルを切り返して…という事を教えてもらうのですが、いざ自分でやってみると全くうまくいきません。左か右かに確実にずれます。酷い時には入れようとしていた場所の隣のスペースに入りそうになったり…。
休憩も挟み、しばらくこの練習が続きました。
私は特に重点的に駐車の練習をしたいと伝えてあったので、ショッピングモールでの練習を終えた後も、近くの小規模店舗などの駐車場で繰り返し練習を行いました。
ステップ8:車線変更の練習
駐車の練習をとりあえず終えた後は、車線変更の練習になりました。最初、車線変更の練習なんて必要?もっと駐車の練習をしたいと思ってましたが、この練習は絶対にやっておいたほうがいいです。ペーパードライバーにとって一番怖いのは駐車じゃなくて車線変更です。後ろから迫ってくる車の間をタイミングを見計らって車線を変えるのは、ペーパードライバーにとって至難の業です。ここでもタイミングを教えてもらって「はい行きましょう」と言ってもらえるので本当に心強いです。
ステップ9:総合練習
車線変更の練習が終わった後は、全ての全体練習の意味も含めて解散地点に向けて運転します。講習終了の場所は、自宅でも駅でもどこでもOKです。伝えればそこにしてもらえます。そこに向けて運転します。この間に今日勉強した事を確認しながら運転していきます。まだ疑問点があるのであればバシバシ聞きましょう。
私の場合は最後の解散地点を駅にしてもらったので、一番最後にコインパーキングへの駐車の練習もさせてもらいました。コインパーキングは狭い上に車が多く止まっているので他の場所よりも難しく感じました。最後の最後に綺麗に駐車を決めたかったのですが、結果的には下手な駐車になってしまいました…。
4時間コースって短い?長い?4時間コースの内訳と料金
私が受けたのは4時間コースでしたが、長いとは全く感じませんでした。内訳としては、駐車の練習1時間半、休憩&説明の時間30分、総合練習&移動の時間2時間といった感じでしたが、これが2時間コースだとこれの半分です。駐車か総合練習どちらかを削らなければならない事になるので、一気に練習したい人は4時間コースがベストだと思います。4時間でも最後「もっと練習したい!」と思ったほどなので、決して長くはありません。
ペーパードライバー講習の料金は金額に関しては時期によって多少の差が出ます。
例:ペーパードライバー1日4時間集中コース【初回平日限定サマープライス23,000円(税別)】
ペーパードライバー講習は受けるべきか?実際に感じたメリット
私が受講したのは4時間コースなので2万円以上しました。しかし、これは決して高いとは思いません。4時間も教官に教えて頂いてこの料金です。もしペーパードライバースクールを受講しなかったら克服までの時間が大幅に伸びていたと思います。
私が実際にペーパードライバー講習を受けてみて感じたメリットです。
- 補助ブレーキを掛けてもらえるので事故にならない
- 右左折など基本的な操作に関してもちょっとしたコツを言ってもらえる
- 駐車の練習に関して、なぜ今うまくいかなかったのか、理由を教えてもらえる
- 何よりも隣に教官がいるので安心感が違う、ペーパードライバー脱却の勇気になる
- ペーパードライバーにとっての大きな壁、車線変更のタイミングを明確に指示してくれる
- 1人では1日で絶対にできないであろう量を練習できる
ペーパードライバーにとって一番の恐怖はその初めの一歩を踏み出す時ですが、隣に教官がいてくれるというのは非常に大きな安心感です。この講習の後、2週間後くらいに自分ひとりで車を運転したのですが、そこまでの緊張はありませんでした。この運転に対する恐怖を和らげてくれるというのが最大のメリットと感じました。
また、完全に自分1人でペーパードライバーを克服しようと思ってやってみたとしても、講習で受けた全てを1日で練習できたとは絶対に思いません。
おそらく今日は少し走る練習、次は駐車だけ、次は車線変更…などとチマチマ克服していったでしょう。こういった練習を教官がいるという安心感のもと、全てを1日で練習できるというのが2点目の大きなメリットです。
急いでペーパードライバーを克服したいという方にはこの金額は決して高いものではないと断言します。是非講習を受ける事を検討してみてください。時間もお金と同じです。何日も何日も時間を掛けてしまうより、練習の時間を短縮したほうが絶対に得です。
ペーパードライバーの方へ
ペーパードライバーの皆さん、最初は不安でいっぱいだと思いますが、ある一定の壁を乗り越えれば車の運転は楽しくなってきます。私も講習を受ける前は運転に関して恐怖しかありませんでしたが、講習から2か月たった今、車の運転が楽しくて仕方ありません。がんばってください!