Tile mateを購入しました!Tile mateは財布などに入れておくとその位置をスマホで把握できるチップ状のアイテムです。使用してみた感想やいくつかの注意点があるのでレビューしてみます。
Tile mateとは?Tile mateの使い方
3.4㎝×3.4㎝、薄さ0.5㎝の白いチップのようなアイテム。これを任意の物に付けておく事で、Bluetoothの範囲内ならば、その位置をスマホで把握する事ができます。主な使い方を紹介します。
Tile mateの主な使い方その1:財布の中に入れて財布の位置を把握する
例えば、外出先で財布の位置が分からなくなった場合
- スマホで確認すればBluetoothの範囲内に財布があるかどうか把握する事ができます。
- その時にアプリのボタンを押せば、財布の中に入れたTile mateから音を出す事ができます。
つまり、Bluetoothの範囲内であれば探し物を見つける事が容易になるわけです。
Tile mateの主な使い方その2:物を無くした場所を把握できる
使い方1だけ見るとBluetoothの範囲内しか役に立たないのでは?と思われるかもしれません。しかし、そんな事はありません。Tile mateは物を無くした場所を表示してくれます。Bluetoothの接続が切れた瞬間にその位置を記録するので、紛失した場所を知る事ができるのです。
GPS機能はありませんが、無くした場所を把握する事ができるので結果的に紛失した物を探すのが容易になります。
Tile mateの主な使い方その3:スマホの位置を把握する事ができる
Tile mateから音を出せる事は既に書きましたが、これは逆パターンです。Tile mateはボタンにもなっていてそれを押す事でスマホを鳴らす事ができます。つまり、部屋などでスマホをどこにおいたっけ?というような場合、Tile mateを押せばスマホの位置が一瞬で分かるという事です。
Tile mate購入時の注意点:GPS機能は付いていない
既に書きましたが、物を紛失した地点の場所は分かる為、探し物を見つける事はできます。しかし、ここで注意しなければならないのが、無くした地点から物が動かない事が前提になるという事です。
Tile mateはGPS機能(全地球測位システム)を持っているわけではありません。なのでBluetoothの範囲外になった場合、正確な位置を把握する事ができません。あくまでもTile mateが教えてくれるのはBluetoothが途切れた瞬間の場所だけです。
つまり、盗難されたような場合だと、紛失した地点から物が移動する事になるので発見するのは困難になるのです。
※Blue toothの範囲内にまだ犯人がいれば見つける事はできます。
実際にどういった場面で使えるか?
外出先で一番紛失したくない物は財布と携帯。気づいたら無かったというようなケースが過去を振り返ると何度かありました。それを少しでも防げないかと思ったのが購入のきっかけです。このTile mateを無くしたい物に付けておくとそういったリスクが軽減できます。Tile mateが重宝されるシチュエーションを色々考えてみます。
ケース1:電車内で財布を盗難された
電車の中で気づいたらバッグの中の財布が無くなっていた。あるいは横や上の網棚に置いておいたバッグ自体が消えていた…。そんな時犯人がまだBluetoothの範囲内に居たなら音を鳴らして探す事ができます。
ケース2:どこで財布を無くしたのか分からない
GPSはありませんが、【最後に認識した場所】をアプリで表示してくれます。盗難とか最後に認識した場所から離れてしまうようなケースを除けば、十分探し出す事ができます。
例えば財布を会社の机の上に忘れて駅まで来てしまったようなケースだと、駅でスマホのアプリを開けば、【最後に認識したのは会社】というように表示してくれます。→どこで無くした?と考える時間が無くなります。会社に直行する事ができます。
ケース3:スマホの位置が分からない
使い方3で既に説明しましたが、スマホの位置が分かります。
Tile mateが入った財布はあるんだけどスマホが無い。こんな場面で役に立ちます。Tile mateの真ん中のボタンを2度押すとスマホから音を鳴らせます。これは逆パターンのように【最後に認識した場所】は勿論わからないので、有効範囲は狭くなりますが、部屋の中など限定された場所では十分役に立ちます。
朝、スマホを持って行こうとしたらいつも置いてある位置に無い。このまま探し回ると会社に遅刻する…。こんな時は財布の中に入っているTile mateを押せばスマホから音が出ます。
このように絶対にスマホは近くにあるはずなんだけど、どこに置いたか分からない…、探しても見つからない、時間が無いっていう事、過去にありませんでしたか?そういう時には非常に重宝します。
Bluetoothの有効範囲
ちょっと気になるのがBluetoothの有効範囲です。この範囲に入れば音を鳴らす事ができるのでどのくらいの距離まで有効なのかは気になります。
有効な距離は20~30歩
Tile mateとスマホを外に持ち出して検証してみました。有効な距離は20~30歩ほどの距離の範囲内でした。距離にして15メートル位の範囲です。ただし、これは障害物を挟まなかった場合の距離です。Bluetoothのイヤホンとかを使用した方なら分かると思いますが、Bluetoothは障害物に弱いです。実際ドアを挟んだ場合だと数メートルの距離でも反応しない(音を鳴らせない)場合がありました。
実際にTile mateを使用した感想
最初GPS機能がついているキーホルダーは無いかと探していました。しかし、結構探したけれど見つからず、あったとしても相当高額な物と予想し断念しました。そこで見つけたのが、Bluetoothの範囲内だけ有効なこのTile mate。
最初Bluetoothの範囲内だけじゃ全然使えないじゃないかと思っていたのですが、この【最後に認識した場所】を表示してくれる機能のおかげで相当使えるアイテムになっています。
何かを無くした時、あそこで無くしたかもしれないとか、いやあそこかもとか、無くした場所の特定ができないので探す時間が膨大になってしまいます。Tile mateが付いていれば、紛失した地点が分かるので、そこに向かえばいいだけになります。
実際に私は財布のコインケース部分に入れてあるのですが、安心感が全然違います。財布とスマホが繋がっているという感覚になるので外出先で無くした時の不安を相当和らげてくれています。
まとめ:Tile mateの最大のメリット
購入して良かったと思っています。【最後に認識した場所】を表示してくれる機能のおかげで、物を無くした時真っ先にそこに行くだけでよくなるというのは非常に大きなメリットです。Tile mateを持っていると対象物を紛失した時、動揺する事が無くなります。
数千円で安心を買うと思えばそこまで高いとは思いません。もし絶対に無くしたくない物を普段持っているのであれば、保険の意味で購入を検討してみてはいかがでしょうか?